「狂介、泊めろ。」


急に俺の部屋にやって来た高校の同級生、高杉さんは、そう言うやいなやズカズカと上がり 込んで来た。


「どうか、したんですか?」
「家に居ると親がうっせぇんだよ。」


高杉さんの家は地元でも評判な大豪邸で、その上、本人が体が弱いため過保護に育てられ た。
高杉さんは俗に言う「お坊ちゃま」である。


高杉さんは勝手に箪笥からTシャツを出すと、制服を脱いで素肌の上にそれを羽織った。


Tシャツとグレーのボクサーパンツのみ、と言う状況で高杉さんは一言。


「狂介の匂いがする。」


理性がガラガラと崩れ落ちて行くのを感じる。




混乱したまま、

「布団、一組しか無いですよ。」

と呟くと、

「一緒に寝たらいいじゃねぇか」

と返される。






(この人はわかっていて、わざとやってるんだ。)


ニヤニヤと笑って脚を絡めてくる高杉さんを、俺は睨みつけた。










高校生パロ〜

短い間だけど拍手に置いてあったもの。

そのときは、高杉さんが先輩だったんだけど、後から考えて同級生の方が萌えるな、と。(同級生だけど敬語って萌え〜)

ガタは高杉さんより一つ上だしね。



↓におまけ。(微々エロ)











狭い布団に高校生の男が二人・・・・・・


高杉さんがフトモモを俺の股間に押し付けてくる。




「我慢すんなよ」


いやらしく笑う小悪魔を睨み付けると、今度は手まで添えられた。


「やめて下さい。高杉さん」


「なんでよ、ギンギンじゃん。」


「だからです。煽らないで下さい。」


「本人がいいつってんだから、すりゃあいいじゃねぇか。据え膳だぜ?」


「・・・・・・」


高杉さんは呆れた顔をして、俺の背中に手を回した。




「僕のこと抱けよ。」


俺は渋々高杉さんにキスをした。






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