エチャで描いた失禁山県。失禁失禁うるさくてすみません。失禁好きですみません。
おまけで伊藤山県小説。楽しかった。



「何がしたい」
 
 
 
山県は伊藤に、廊下ですれ違いざま、腕を引かれた。
開いている部屋に連れ込まれ、簡素な木の椅子に上半身を押し付けられる。
抗議しようと振り返ると手首を取られ、椅子に縛り付けられた。

手首を拘束してるのは伊藤のタイのようだ。

 
 
伊藤は扉の鍵を後ろ手で閉めながら笑った。

「ところで、山県君。君、紅茶けっこう飲んでたよね。」

「どうゆうことだ?」

「厠に行きたくなったりしない?朝行ったきりでしょ。」

「何でそんな事知っているんだ。いや、そんな事はどうでもいい。何が目的だ。」
 
 

じわり。空気が粘ついて、肌に纏わり付く。

山県には周りから、愛嬌があると評判の、伊藤の笑顔が、酷く気持ちの悪い物に思えた。

「かわいい有朋君が、自分の汚物に塗れて泣いてるトコが見たいなあ。」

絶句する。

「ねぇ、厠行きたいでしょ?」

伊藤の手が膀胱の辺りを撫でる。
 
 
 
尿意を自覚した。
 
 
 
一度、自覚してしまったものはもう忘れる事は出来なかった。
撫でるだけであった手の動きが、徐々に力が入り、圧迫するような、粘り気のある動きに
なった。

冷や汗がでる。
 
 
ふと、扉のそとに人の気配を感じた。
なりふりかまっていられない。ここで、伊藤の前で醜態を曝すよりは・・・・っ!
 
 
「た」

助けて
 
 
その言葉は伊藤の親指が、舌を押さえつけた事によって、呻き声にしかならなかった。

「駄目だよ。見つかっちゃう。」
 
伊藤は山県のタイを引き抜き、口にまわす。抵抗は、もう出来なかった。
 
 
 
 
 
 
 
こめかみに汗が伝うのが感じられる。
唯一、自由になる足は不自然に震えて力がは入ら無い。
踵を股間に押し付け、尿意を押さえようとするが、余り効果は無かった。

塞がれた唇からは短い呻きと、荒い息が微かに漏れる。
 
 
 
不意に、伊藤の人差し指が、山県の下腹部を強く押した。
 
 
「うぅっ・・・・」
 
 
少量ではあるが、尿が零れたのがわかった。

それは、下着に滲み、洋袴に包まれた太股を流れる。

 
 
羞恥の為に、山県は歯を食いしばり、面を伏せた。

「あぁ、もう限界なんだね。」

山県の様子から全てを察した伊藤は、幼児に言い聞かせるような優しい口調で呟いた。

同時に、後ろから抱き留めるようにして撫でていた山県の下腹部から、手を離しす。
同時に正面にまわり、山県の手を拘束している椅子にその手を轢かぬよう足を開いて、丁
寧に腰掛けた。
 
 
 
「大丈夫だよ、狂介。直ぐに楽に成るからね。」

伊藤の顔は何処までも優しく、まるで我が子を見るような、蕩けたような笑顔だった。
ただ、瞳だけは狂気にみたされている。
 
 
 
つ、と延びた伊藤の指先が、服の上から、山県の乳頭を強く抓った。

 
 
 
 
 
 
まずい。そう思った時にはもう遅く、一度緩んだものはもう止まらない。
山県に出来る事は、目を閉じ、体を震わせ放尿の感覚に堪えることだけだった。

勢いよく床を叩く水音と、股間の暖かい感触は山県の精神をぐちゃぐちゃに乱した。

放尿による快感は、射精によるそれに勝とも劣らない。

快感と羞恥心から、山県は咽び泣いた。
 
 
 
口からタイが外され、タイと唇の間に唾液の糸が伝う。
呼吸が一気に楽になった。

ぷん、と鼻に付くアンモニア臭が、これが現実だと知らせてくれる。
 
 
じっとりと濡れた股間が気持ち悪い。

「いっぱい出たねぇ。勢いが良すぎて僕のズボンの裾が濡れちゃった。」
 
 
伊藤は、タイに付着した山県の唾液を舐めとりながら笑った。