料亭の、わざとらしいくらい豪華な布団の上に、女物の朱い長襦袢が散った。

女物とは言ったが、それを纏っているのは女ではなく、



「何なんですか、高杉さん。」

「この状態でやる事なんて一つだろ。」

足で俺の衿をまさぐりながら高杉さんは笑って言った。



襦袢の裾が割れて白い足に鮮やかな朱が目に痛い。



「・・・・きょ・・うすけ」

普段のきつい喋り方からは想像できない、舌ったらずで甘ったるい声。



覗いた口のなかは、これまた痛いほどの朱。



俺の胸元にある足を掴んで持ち上げると、くつくつと笑う声がした。





目が痛い。



朱と白。



朱と白。



麻痺する思考回路の中でぼんやりと

これは恋ではなく欲望なんだと言い聞かせた。








思考回路はショート寸前★な、ガタ。(え)

エロは挫折。書けない。

もしかしてこのサイトのメインは山県高杉かも知れない。