基本設定


・小中は伊作と文次郎だけが同じで、あとはみんなバラバラ。
・高校は伊作と留三郎が公立の共学校。そこそこチャラい。二年の後半からお付き合いする。
・文次郎仙蔵小平太長次は私立の名門男子校。ちなみに文次郎と仙蔵、小平太と長次がそれぞれ同じクラス。
・この時点で、仙+文と長+こへは特に親しくもない。「ああ隣のクラスの…」程度。ただ、文次郎と小平太が、体育祭や球技大会の時の宿命のライバル。
・伊作文次郎仙蔵小平太長次は難関国立大学に入学。留三郎だけ専門学校。
・文次郎と小平太、「あ、高校の」って感じで仲良くなる。仙蔵と長次も入って四人でつるむ。
・文次郎、幼なじみの伊作と再会。「お前、馬鹿のくせになんでここに…」「酷いよ文次郎!」五人でつるみだす。
・文次郎と仙蔵は経済学部。伊作は科学部と生物部でやってた研究を引っ提げてAOで薬学部へ(偏差値的には奇跡)。小平太はスポーツ推薦かマークシートで動物の勘のどっちかでスポーツ科学部。長次は文学部国学科。
・留三郎は頭はいいけど「俺、保育士なれれば学歴とかいいや。仕送りもけっこう有るし」ってので専学。
・文次郎、酔っぱらった伊作を家まで送り、伊作と同棲中の留三郎と対面。色々第一印象最悪。
・文次郎は、小さい頃から面倒見てた伊作が、留三郎に女にされたのがショックだったらしい。落ち着いて、女役は主に留三郎ですから!
・後日伊作が「えへ、今まで黙ってたけどこれ僕の彼氏。ラブラブ同棲中。」と留三郎を四人に紹介。
・割とスルッと受け入れられる。文次郎だけ納得いかない。「なんかこいつ生理的に気に食わねぇ」
・実は文次郎の初恋は伊作である。別に今は伊作をどうのこうのって思いは無いが、初恋が汚されたようでちょっとやだ。(※文次郎はノーマル。)
・まあ、なんだかんだで文次郎と留三郎は気が合う。
・ぼちぼち六人でつるむ。

そんな感じのゆるゆる日常系話…が見たい。










読まなくてもいいそれぞれの詳細設定

◆食満留三郎
先天的にゲイ。頑張れば女と付き合えない事もないが、男の方が好き。
母子家庭で、母は地元の名士の愛人。(ちなみに凄く天然。ふわふわお花ちゃん)凄く歳の離れた、腹違いの兄が二人居る。面識はない。父親とは年に二回くらい会う。
愛人の子ってので小中といじめを受ける。閉鎖的な田舎のいじめは陰湿…
高校は思い切って地元を出る。一人暮らしの始まり。顔立ちが大人っぽいのをいい事に、年齢誤魔化してハッテン場に出入り。爛れた生活を送る。
なんとなく伊作と、クラスで浮いてる者同士仲良くなる。(別にクラスに友達居ない訳では無いが、二人とも他人と距離置いてた)
「留さんってゲイなの?」「あ、やっぱ気付いてた?」「僕とかどうよ」「え?マジで?いや、実は俺お前好みなんだけど。」って感じで付き合う。
伊作と付き合い始めてからは男関係わりと落ち着く。
いつの間にか伊作が部屋に転がり込んでくる。無駄に甲斐性が良いので養う。
お金に困ったことの無いので、価値観がおかしい(本人は自覚無し)。三万のシャツとかポンと買う。そこら辺仙蔵と気が合う。
家事全般得意。伊作の弁当はMADE IN 食満
保育士目指してる。本人は決して認めないが、ショタコン入ってる。
文次郎をからかうのがけっこう好き。ここら辺も仙蔵と気が合う。
スタイルがいいので大抵の物を着こなせる。お洒落さん。


◆善法寺伊作
ノーマルよりのバイ。基本的に女の子が好きだけど、愛してるのは留さん。留三郎で目覚めた系。
小さい頃両親が事故死。親戚の家に引き取られる。血の繋がらない姉が居る。家族仲は良いけど、やっぱりちょっとだけ遠慮がある。
高校まで普通に女の子と付き合ってたりしたが、留三郎と仲良くなってからは、なんか留三郎にドキドキするようになる。
「はれ〜なんか留さんが色っぽく見える…僕ゲイなのかな…」
ある日遊びに行った留三郎宅で、枕の下から近藤さんを発見。落ち込む。やけくそでさらにマットの下を捜索したらゲイ雑誌が…
ドキドキしながら「留さんってゲイなの?」「僕とかどうよ」って切り出す。無事付き合う。やったね!
一度、留三郎の浮気の酷さに大喧嘩する。「酷いよ酷いよ…せめて僕にばれないようにやってよ…」「ばれなきゃいいのか?」「…ばれなくったてホントはやだよぅ(メソメソ)」「じゃあもう浮気しねぇ」「…本当?」「ああ」勝手にやってろ、バカップル。
大学入学を期に、家を出て留三郎の部屋に転がり込む。留三郎の部屋(1LK)のリビングに寄生中。家賃は殆ど払ってない。食費もあんまり出してない。光熱費は3割くらい出す。つまりヒモ。
授業料だけは実家に出してもらってるけど、その他雑費・生活費は自分で負担してる。バイト三昧の苦学生。
なので、ちょっと留三郎の金銭感覚が信じられない。
本気でお金が無いときに「A社の風邪薬とB社の頭痛薬をアルコールに溶かして、一晩置いて結晶化させるとちょっとしたドラッグになるんだよネ〜売ったらけっこう儲かるかナ〜」とか言ってるけど、今のところ実行はしてない。


◆立花仙蔵
性癖はいたってノーマル。ちょっとSっ気あるけど。
基本的に恋人とかめんどくさい。来るもの厳選、去るもの追わず。
良いとこのお坊っちゃん。父親は代議士で、祖父は政界のフィクサー的存在(関係無いけど、政界のフィクサーっていうと条件反射で三浦梧楼を思い浮かべてしまう)。
本人は政治家にはなる気はない。
世間知らずなところが有ったが、文次郎(庶民)と仲良くなってから色々学んだ。高校生になって始めてファミレスやゲーセンに入った。
高校時代は、病弱なふりをして体育をよくサボってた。苦手なのではなく(むしろ運動神経は良い方)心底めんどくさかった。
「バレー?私の白くて華奢な腕が内出血してしまうじゃないか」
表に出さないだけでけっこう努力している。陰でコツコツ勉強するタイプ。
大学から一人暮らしを始めた。無駄に広いマンションが有るくせに、何故かいつも潮江家に居る。
あんまりいつも居るもんだから、潮江家の客間(元々は家を出た文次郎の兄の部屋)は潮江母いわく「仙蔵君のお部屋」
文次郎の両親と仲良し。
趣味は、変なTシャツを探しだして文次郎にプレゼントする事。
留三郎と気が合う。


◆潮江文次郎
心の底からノーマルである。が、初恋が小6の時、伊作相手であった。
「しょうがねぇだろ!アイツそこら辺の女子よりずっと可愛かったんだよ!」
不運に見舞われる幼なじみの面倒を甲斐甲斐しく見ていたイイ奴。
祖父が元海軍将校。祖父のスパルタ教育によって、齢7つにして海に放り込まれたため、泳ぎは得意。しかし本人は余り海が好きではない(トラウマ)。父は普通のサラリーマン。母はパートタイマー。
がむしゃらに勉強して、名門私立に入学するものの、どうしても仙蔵に勝てずに悔しがる。勉強のし過ぎで隈ができる。
始めて仙蔵と出かけた時に、ゲーセン→スポーツ用品店→ファミレス→古本屋の順に連れて回ったら、えらく感動され、それ以来なんか仙蔵がほっとけなくなる。イイ奴…
大学に入ってすぐに始めての彼女が出来て「春が来た!」と思うが、「うん、付き合ってみたけど…友達としてはいいんだけど、セックスとかちょっと無理」と言われふられる。哀れすぎる。童貞。
最近の悩みは、家(実家暮らし)に帰ったら仙蔵が当たり前に居ること。「なんで親父とビール片手にナイター見てんだよ!?なんで風呂上がりでお袋の煮物食ってんだよ!?」
ついに母親に「仙蔵君いるからあんた帰ってこなくていいよ」と言われた…俺の居場所がねぇ…
留三郎が気に食わない。初対面の時「ああ、もう終電ねぇな。これでタクシーに乗ってくれ。伊作送ってくれてありがとうな。」と一万円差し出された屈辱が忘れられない(ちなみに潮江家は伊留の家からタクシーで三千円の距離、歩こうと思えば歩ける)。
お洒落に疎い。仙蔵の買ってきた変なTシャツを伸びるまで着てたりする。ダサい。


◆七松小平太
何はともあれ巨乳好き。女の子は健康的で肉体的なのが一番だと思ってる。
ずっと実家暮らし。ちょっと郊外にある平屋の日本家屋。
でも家より長次の部屋に入り浸ってる時間の方が長い。
家は代々医者。近くにちょっと大きめの七松医院がある。小平太自信は成績の悪さにそうそうに医者になるのは諦めた。(ただ頭の回転は早く馬鹿ではない)
おばちゃんっ子で、そのせいで一人称が「私」
「中学高校と無理して『俺』って言ってたけど、人間自然が一番だよね〜」
良くも悪くも、のびのび育てられた。
長次とは高校の頃から仲が良い。周りからは「あの二人なんで仲良いのかな〜?」って思われてる。色々と正反対だから。
綺麗なものが好き。意外に美術品とかに詳しい。休みの日は長次と二人で骨董市巡りをしたりする。


◆中在家長次
高校時代からの彼女が居る。二つ下の私立のお嬢様校に通う子で、ちっちゃくて可愛くて一生懸命。凄くよい子。小平太とも仲良し。(ちなみに文次郎に女の子紹介してくれたのはこの子)
長次と二人並べるとまるで雛人形みたいで大変好ましい。
両親はどちらも公立中学の教師。歳の離れた妹が居る。
大学から一人暮らしを始める。
風呂無し木造二階建のアパート(かろうじてトイレは共同ではない)の二階の端の部屋に住んでる。まるで『神田川』の様です。
部屋に有るのは机と本棚2つと、服の入ったカラーボックスと万年床。が、最近小平太の私物が幅をきかせている(テレビ・プレステ・着替え等)。冬場はさすがに石油ヒーターを導入します。
大学入学してすぐに、源氏物語を題材に書いたレポートが教授の目に止まり大絶賛され、学部の知り合いから「平成の本居宣長」とあだ名をつけられる。そのうち縮まってあだ名は「平成」になった。